

A Cozy Day with Mayu Hotta
and Cardigan Pression
世代も性別も超えて愛され続けるアイコン、カーディガンプレッション。デザイナーのアニエス・トゥルブレが、当時愛用していたスウェットをカーディガンのように着たいと願った発想から生まれた一着は、シンプルでシック、そして日常に寄り添う永遠の定番として今も息づいている。
今回は数あるバリエーションのなかから、3種のカーディガンを用いた4つのルックを堀田真由さんが披露。これからの季節に映えるカラーリングや、今すぐ取り入れたくなるスタイリングをヒントに、お気に入りの一着を見つけて。
Lambskin Snap Cardigan
定番のカーディガンプレッションを上質なラムレザーで仕立てた一着は、シンプルなスナップボタンやミニマルなシルエットはそのままに、レザーならではの艶としなやかさでモードな印象を放つ。
「レザータイプがあるなんて知りませんでした。アニエスベーらしいフレンチカジュアルの世界観はそのままに、よりモダンでクラシックな印象です。マニッシュでありながらフェミニンさも漂う、その絶妙なバランスに惹かれました」

Snap Cardigan × Snap Cardigan
素材やシルエットが異なるレイヤードスタイル。同じカラーを重ねることで、カーディガンという定番に奥行きが生まれ、見慣れたはずの一枚が新鮮な表情を見せてくれる。
「カーディガンプレッションはカラーバリエーションだけでなく、素材やシルエット違いもたくさんあって、お店に行くたびに目移りしてしまいます。カーディガンを重ねるスタイリングは自分では思いつかない新鮮さがあり、今すぐ真似したい! と感じるほどでした。胸元に白いハートの刺繍をしていただいて、自分だけの一着になったこともすごく気に入っています」


Cotton Melton Snap Cardigan
フランス・トロワにある工場で作られている、最もスタンダードなカーディガンプレッション。裏起毛で暖かく、カーディガンとしてだけでなく、アウターのようにも着用できるのが嬉しい。他のカーディガンプレッションとは異なり、イラストの入ったスペシャルなタグやメイド イン フランスならではの国旗のピスネームもポイント。
「ロマンティックな装いだけれど、タイがほどよいアクセントになって、まるで二面性を持つパリジェンヌのようです。ギンガムチェックの甘さも中和されて、大人びたバランスが気に入っています。クラシックなカーディガンも、新鮮な表情を帯びて映りますね」
Cotton Knit Cardigan
柔らかなコットンを使ったニットカーディガンは、軽やかで心地よい着心地が魅力。胸元に並ぶシルバーのb.ボタンがさりげないアクセントになり、シンプルなスタイルに洗練を添える一枚。
「ワントーンでモダンにまとめつつ、トレンド感のあるスカーフが抜け感を添えてくれて、大人の余裕を感じさせる装いですね。普段はオールブラックをあまり選びませんが、このように纏えばぐっとシックで、新しい魅力を発見できそうな気がします」

「お店を訪れるたびに、新鮮なインスピレーションをもらえます。定番のカーディガンプレッションはもちろん、鮮やかなカラーや遊び心あるデザインが揃い、日本のブランドにはない洗練を感じさせつつ、クラシックな要素も大切にしている。その普遍性が世代やジェンダーを超えて支持され続ける理由だと感じています。
この秋から始まる刺繍サービスも見逃せないニュースですね! アニエスベーさんが大切にしてきた言葉やオリジナルモチーフを胸元に刺繍できる特別な体験は、自分だけの一着を見つける歓びを与えてくれます。定番でありながら進化を続けるアニエスベーさんの姿勢に、改めて心惹かれました」
POP-UP SHOP
アニエスベー青山店では新サービス、『Mon cardigan brodé – 私だけの1枚』がスタート。
agnès b.が大切にしてきたアイコニックな言葉やオリジナルモチーフを約20種類の中からお好きなデザインを刺繍し世界にひとつだけの、あなただけの特別なカーディガンをお仕立てします。
9月24日から始まる『カーディガンプレッション』をテーマにしたPOP-UP SHOP、以下一部店舗では、青山店限定のサービスを会場限定で受注いただけます。
POP-UP SHOP
日本橋三越本店 本館1階 ステージ
9月24日(水)〜10月7日(火)
鶴屋百貨店 本館3階中央エスカレーター横
10月22日(水)〜10月28日(火)
伊勢丹 立川店 2階ギャラリースクエア
10月22日(水)〜10月28日(火)
大丸京都店 1階ご案内所前特設会場
11月5日(水)〜11月11日(火)
SHOP
松屋銀座Rue du Jour店
10月31日(金)〜11月2日(日)
祇園店
9月24日(水)〜11月11日(火)
model: Mayu Hotta
photography & videography: Mai Kise
styling: Arata Kobayashi[UM]
hair & makeup: Tomoe Nakayama[FLARE]
Video Editor: May Tsukishiro
edit & text: Miyu Sugimori