

音楽
「“J’aime la musique”(音楽大好き!)」これはアニエスベーのTシャツにプリントされた単なるキャッチコピーではありません。アニエスベーにとっては実践的なポリシーであり、コミットメントなのです。アニエスベーはアーティストたちへの衣装提供を行っているだけでなく、ミュージシャンやシンガーたちにもアニエスベーは愛されています。
音楽はアニエスベーの世界にはなくてはならないもの。ショップ内のリスニングステーションでは、顧客に新しい音楽やインディペンデントなレーベルを紹介し、アニエスベーのユニークで革新的な音楽の世界を発信しています。
レーベルのサポート
ジュール通りのアニエスベー第1号店では、ラモーンズの音楽がいつもかかっていました。アニエスベーの世界にとって音楽はなくてはならないものです。今でもそれは変わらず、アニエスベーは、自身のようにインディペンデントな、そして若いアーティストやレーベルを皆に知ってもらおうと努めており、そのアーティストやレーベルは無数にあります。ヴェルサティル・レーベル、ゾンビ・ゾンビ、ラフ・トレード、パンヨーロピアン・レコーディング、ボーンバッド、アンフィネ・ミュージック、タイガースシ、タリットル、ゴンザイ、ティーンエージ・メノポーズ、プロヒビテッド、といったレーベルをサポートしてきたアニエスベーの新しいレーベルとの出会いは止まることなく、そのリストは常に更新され続けています。
共同編集
世界中の様々な音楽レーベルとアニエスベーのスペシャルコラボレーションが次々と誕生しています。リリースに先行してのショップ内の試聴機でアルバムの紹介(パティ・スミス、トリッキー、キャット・パワー)、ファーストアルバムのサポート (ヨアヒム、ポニー・ホックス、ローン)、無条件でのフォローアップ (ゾンビ・ゾンビ、クドラム、フラストレーション)など、アニエスベーが音楽を愛していることは間違いありません!レコードレーベルとのコラボレーションにより、ショップでコンピレーションアルバム (クロエ、ベルナルド・ソジャーン、カール・クレイグ、ビュヴェット、フロテーション・トイ・ワーニング、ヴェロニク・ヴィンセント&アクサク・マブール、NLF3、ギヨーム・テシエ、エッセイ・パ、タリトル10周年など) を無料配布することもあります。またフランス初のレコード・ストア・デイの際には、ラフ・トレード・オン・ツアーと共同でアニエスベーショップ内にラフ・トレードのポップアップショップをオープンし、ラフ・トレードが15年ぶりにフランスに戻って来ました。


音楽フェスティバルのサポート
アニエスベーはアーティストと観客が一体になる音楽フェスティバルが大好きです。10年以上前からラ・ルット・デュ・ロック音楽フェスティバルをサポートしており、フェスティバルのコンピレーションアルバムの制作や、音楽とアニエスベーの世界をリンクさせた写真展を開催しています。また、ソニック・プロテスト、ミディ・フェスティバル、ソイ・フェスティバル、レ・ファム・サン・メル、ニュイ・ソノール、パリ・サイケデリック国際音楽フェスティバルなどのサポートも行っています。
アニエスベーによる衣装提供
アニエスベーはアーティストたちのために特別にデザインした衣装を提供しており、デヴィッド・ボウイを筆頭に、プラシーボ、エール、マチュー・シェディッド、インターポール、ローン、イベイーなど、アニエスベーのファンであるシンガーやミュージシャンが数多く存在します。その中には、ソニック・ユース、パティ・スミス、トム・ウェイツから、バクスター・デューリー、テンプルズ、ウィリアム・エグルストン、ジェームス・チャンス、チェット・ベーカー、アラン・ヴェガ、リー・ロナルド、クロエ、ニコラス・ケールなど、他にも多くのアーティストたちが含まれ、彼らのポスターが、定期的にアニエスベーショップに飾られています。
ライブや音楽フェスティバルのプロデュース
こうしたアニエスベーの音楽への取り組みは、コンサートの共同プロデュースにも及んでいます。例えば、サントゥスタッシュ教会で行われたティンダースティックのコンサートや、ラフ・トレード40周年のポワン・エフェメールでのコンサートなど。アニエスベー単独では、オランピアでブランド創立30周年記念のコンサートを行い、カフェ・ド・ラ・ダンスにて『On aime la musique ! (音楽大好き!)』というライブイベントを開催しました。
オランピアでのブランド創立30周年
2006年10月のパリファッションウィーク期間中に、アニエスベーは、ブランド創立30周年を記念して、パリのオランピアで音楽ライブを開催しました。2007年春夏レディースコレクションショーに続いて、パリの由緒ある音楽ホールにロックンロールの音が鳴り響きました。ライブには、パティ・スミス、ジャン・ルイ・オベール、プラセボ、ザ・ヴァージンズ、ソニック・ユース、スプリット、ポニ・ホックス、ラファエルなど、ロックの伝説的アーティストから、新進気鋭のアーティストらが集結。現地では、『La jeune fille dans la ville』(街の中の少女)、韓国系アメリカ人アーティストのヨン・キムによる『Suitman』(スーツマン)の展示も行われました。アニエスベーの世界の核に、いつもロックンロールがあるのです。