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アニエスベーが伝えたいファッションと環境問題

2024年03月22日~

 

世界の海を探査するタラ号プロジェクトのサポートを2003年から続けているアニエスベー。
デザイナーのアニエス・トゥルブレと息子のエチエンヌ・ブルゴワが設立したタラ オセアン財団では、 世界中の海を「科学探査船 タラ号」で地球温暖化やマイクロプラスチックをはじめとする さまざまな環境的脅威が海洋に与える影響の研究を進めています。

みなさんにこれらの問題にもっと関心をもってほしいという思いから、今後いくつかのトピックを連載していきます。

 

 

第一回目となる今回は"海の問題とファッション"

2020年、衣類全体の60%以上にポリエステルなどの合成繊維が使われ、2030年には70%以上になると言われています。 多くの合成繊維は天然繊維に比べて値段が安く、多くのファストファッションで使われており、 また強度や耐水性などに優れていることから、スポーツブランドでも多く取り入れられています。 この合成繊維からできた衣類を生産、使用、洗濯することで、マイクロプラスチックの1つ、マイクロファイバー(合成繊維片)を多く放出しています。

マイクロプラスチックとは5ミリ以下のプラスチックのことで、細かい粒子であるほど海へ流れやすい傾向にあります。一旦海に流れ出たマイクロプラスチックは回収が不可能だと言われており、分解されるまでには相当の長い年月がかかるのです。

海にあるマイクロプラスチック全体の35%がマイクロファイバーだと言われています。 1回の洗濯に放出されるマイクロファイバーは70万以上。 これらは海だけではなく、山や川、皆さんが日常生活を送る空気中にも存在しているんです。 実際に、タラ オセアン ジャパンが2020年~2023年に行った日本沿岸海域のマイクロプラスチックを調査・研究する「Tara JAMBIO マイクロプラスチック共同調査」でもマイクロファイバーが多く確認されています。

 

次回はこのマイクロプラスチックが海に与える影響について配信します。

 

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