花代 / KEEP AN EYE SHUT Ⅱ

アニエスベーは花代と、ハンス=ウルリッヒ・オブリストとホゥ・ハンルゥがウィーンで企画した展示”Cities on the move”の会場で出会いました。アニエスベーは当時、まだ幼かった娘・点子を連れて展示設営とパフォーマンスのために訪れていた花代を見た瞬間に、一目惚れしました。その後、アニエスベーのパリコレのランウェイでのパフォーマンスや、日本のアートファサードプロジェクト、インストアパフォーマンス、アニエスベーが製本用に特別生地をデザインし仕上げた”Hanayo artist book”の製作協力など様々な形で花代の活動や作品を紹介してきました。

本展で展示される中国の雑技団を撮影したシリーズにおいては、渡航の際のサポートをアニエスベーが行い実現した花代とアニエスベーの関係性を象徴する作品となります。 本展の貴重なアーカイブ作品の多くはTaka Ishii Gallery協力の下、展示が実現しました。

本展のメインビジュアルにも使用され、パレ・ド・トーキョーでの花代の展覧会の際にも使用・展示された作品をカバーにした作品集”Keep an Eye Shut”も会場で8月中旬から発売されます。